みなさんこんにちは、Likaです。
今日はドイツでフリーランスとして活躍しているwasabiさんとこちらもドイツを拠点に活動されている写真家の四方花林さん主催の「女性のフリーランスを考える会」に参加してきました。
いやーとても楽しかったです!!なんと貴重な2時間だったことか・・・
ちょうど以前海外移住者のYoutubeを観ていた際にwasabiさんのことを知り(「新卒海外フリーランス」として活躍されている方がいるということは数年前に記事を読み知っていました)、なんと東京でイベントを開催されるとのことで、これは絶対行かねば・・ということで、申し込みました。
私は普通に会社員をしていますが、スウェーデン移住後は現職の仕事を引き続きリモートでパートタイムもしくはフルタイムで続ける予定なので、プラスアルファとしてブログ拡大(今は自己満足適当ブログすぎるので笑)やyoutube動画を通じて色々発信して行けたらと思っていたので、とにかくタイムリーでした!お忙しい中企画頂いたお二人にはとにかく感謝感謝です。
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今回のイベントのテーマは「女性のフリーランスを考える」ということですが、具体的にいうと女性であるがゆえに起こるセクシュアルハラスメント・モラルハラスメント・パワーハラスメントの問題についての経験や考え、対策をシェアする内容でした。
このブログでは何度もいっていますが、私の前職は製造業で95%以上は男性の会社だったので、セクシャルハラスメントやもはや人権侵害的な事は日常茶飯事でした。
同じ部署に配属されても男性と女性の役割が全く違う世界。同期のコピー取りや伝票作成をしたことだって何度もあります。子供産まないの?結婚したらやめちゃうんでしょ?今日のパンツ何色?という質問は当たり前、飲み会でしこたま飲まされ、気が付いたらホテルにいて他部署の部長にレイプされそうになったことだってあります。本当にあれは人生で一番怖かった。(必死で抵抗してなんとか逃げました)
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そんな私が今日wasabiさんと花林さんのイベントに参加して印象的だった言葉は、
- 自分の直感を信じることが大切。嫌ならはっきりNoと言い、相手を傷つけしまうかもしれないとかは考えてはいけない
- こういう業界だからしょうがないという考え方はおかしくて、ハラスメント発言に対して自分が嫌だと思えば、すぐに反応する、怒ってもいい
- 自分の感じた「モヤモヤ」を無視せずに、どう戦うか考える
- 一般的に日本人女性は、相手のその先のことを考えてしまったり、困ります・・くらいの反応で済ませてしまうことが多いけれど、そこを変えていかないと男性やもちろん女性もそれが「おかしい」ということに気づかない
ということでした。
確かにそうです。当時の私は本当に若かったし、社会に出たばかりで戦うことも、抵抗することも出来なかったですし、そんな環境でもなかったです。そのモヤモヤをなかったことにして、笑顔でごまかすしかなかったです。
でも、自分から嫌なことは嫌です!と言わないと、やっている側も相手が嫌な思いをしているだなんて気付けないですよね。自分の中に閉じ込めてしまっては自分もつらすぎます。この社会を変えていくためにも少しずつでいいから、自分自身のために声をあげることの出来る環境が出来ていけばいいなと思います。(女性だけではなく、中には男性でも被害に遭われた方もいると思うので、女性に限定する話ではありません)
そんな環境を作っていくために、自分は何が出来るのだろうか・・と帰宅時にずっと考えてしまいました。
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最後に・・・
ドイツでは、日本に比べれば女性を個としてみる文化があるものの、そもそもドイツ人女性が強いからこそ、その社会が成り立っているとのことでした。移住してきたような比較的弱い(弱く見える)女性に対しては、セクハラを引っ掛けてくる奴もいるそうです。そういった被害にあった場合に使うペッパースプレーやスタンガンを持っている人も多いとのこと。フィジカルに抵抗するしかない状況になった場合は、戦うしかない、ということです。メルケルさんの存在もあってかドイツ=男女平等!みたいな印象が自分の中でなんとなくあったので、とても驚きました。
今年からスウェーデンに移住予定なので、男女平等度ランキングで常に上位ランクインする国の状況についてもまたレポできたらなと思っています。
それでは!